めぶき学育塾(岡山市中区原尾島にある小中高生対象の個別指導塾)では、いわゆる「集団指導」コースはなく、講師1人に対して生徒1人の完全マンツーマンによる「個別指導」を実施しています。※塾長が教えるときのみ生徒:講師=2:1となる場合があります。
第1章【個別指導にしている理由】
めぶき学育塾(岡山市中区原尾島にある小中高生対象の個別指導塾)が「個別指導」という形態にこだわるのには、明確な理由があります。塾長が大手塾・予備校で勤務していた頃、主流だったのは利益率が高く、授業料も比較的抑えられる「集団指導」でした。多くの生徒を一度に指導できるため、塾側にとっては効率的であり、当時の業界では最も一般的な運営スタイルでした。しかし、その現場で長年指導に携わるなかで、集団指導には避けがたい“限界”があると強く感じるようになりました。
集団授業は、一見すると多くの生徒に平等に学びの機会を提供しているように見えますが、実際は「伸びやすい生徒」がさらに成績を伸ばす一方で、「つまずきやすい生徒」はそのまま取り残されるという状況が生じがちです。授業の流れはどうしてもクラス全体の平均に合わせられ、個々の理解度や進度に合わせて丁寧に指導することは難しくなります。その結果、授業は「上位生向けの発展的な内容」か「基礎固めを目的とした底上げ型の内容」のどちらかに偏りやすく、両者の中間に位置する生徒や、特定の単元だけが苦手な生徒には十分に寄り添いにくいという問題が浮かび上がります。
しかし、子どもたちは一人ひとり性格も理解の仕方も、得意・不得意も異なります。本来、学習とは“集団の平均”に合わせて進めるべきものではなく、それぞれが持つ才能や可能性を引き出すための時間であるはずです。その大切な「成長の時間」をお預かりしている以上、個々としっかり向き合い、それぞれにとって最適な学びを提供する責任があります。
こうした考えから、めぶき学育塾では開校当初より「完全個別指導」を中心に据えてきました。近年、全国的に個別指導が選ばれる時代になりつつありますが、その流れよりも前に、私たちは“生徒一人ひとりを本気で成長させるため”の最適解としてこのスタイルを選びました。個別指導は決して効率重視ではありません。しかし、生徒の成長の可能性を最大限に引き出すには、やはり個を丁寧に見ることが不可欠であると、今も強く感じています。
第2章【めぶき学育塾の個別指導】
めぶき学育塾の個別指導は、「個別」と名のつく塾の中でも特に密度の高い指導を実現しています。基本は講師1名に対し生徒1名の完全マンツーマン形式で授業を行い、必要な場面ではその場で質問し、理解が曖昧な箇所を即座に深掘りし、思考の流れを一つずつ整理することができます。なお、塾長が担当する際のみ、生徒2名:講師1名となる場合がありますが、それでも一人ひとりの学習状況を細かく把握する時間と環境を必ず確保します。
また、教室の席配置にもこだわりがあります。一般的な個別指導塾では、同じ机を横に並んで使うスタイルが多いのですが、めぶき学育塾では「生徒と講師が1つのペア」として臨席できるよう、独立した机を使用しています。これにより、周囲の視線や雑音に気を取られることなく、自分の学習に集中できる空間を作り出しています。
さらに、指導の中心となるのは「コーチング理論」に基づいた関わり方です。単にわかりやすく教えるだけでなく、生徒自身の思考過程をたどりながら、「なぜそう考えたのか」「どこでつまずいたのか」を丁寧に言語化し、理解の深まりを確認します。こちらから答えを一方的に伝えるのではなく、生徒が自ら気づく機会を増やし、自発的に学びに向かう姿勢を育てることを大切にしています。
また、授業のたびに学習目標を一緒に設定し、その達成度を講師と生徒が共有することで、学習の進捗を可視化します。これにより、生徒は「できた」「わかった」という成功体験を積み重ね、自信を持って次のステップへ進むことができます。個別指導の最大の利点は、生徒の性格・目標・理解度に合わせて指導内容を柔軟に調整できる点です。めぶき学育塾ではその利点を最大限に活かし、完全オーダーメイドの学習サポートを実現しています。





